事業構想に役立つ市場分析の簡易な方法 プランニング 2023.07.20 CX 戦略 マーケティング 市場分析は、新規事業やマーケティング戦略の計画において重要な要素となります。顧客の需要や競争状況を正確に把握することで、効果的な戦略立案が可能となります。しかし、市場分析には一定のコストと手間がかかることも事実です。そこで、ネット上のデータを活用する方法をご紹介します。検索キーワードやSNS、CGMなどを利用したデータ収集は、簡易かつ効果的な手法です。以下に具体的な方法とその利点を詳しく解説します。 続きを見る Watanabe Akihito
事業構想と戦略のアウトライン プランニング 2023.07.19 CX 戦略 マーケティング 事業において、何か新しい取り組みを始めようとするとき、必要になるのが事業構想と戦略です。行き当たりばったりの思いつきで始めて大成功、という可能性はゼロではないにしても、ある程度の目算を立ててスタートする事の方が一般的でしょう。経営者は、事業が成功する可能性はどの程度あるのか、リスクはどの程度あるのかなどを事前に評価し、意思決定します。したがって、会社が何か新事業を始める際には、経営的に判断できる材料をあらかじめ用意する必要があります。本稿では、新規事業の成功に不可欠な事業構想と戦略について、概要的にまとめます。 続きを見る Watanabe Akihito
ブランドの明確化〜CXデザインを導入するために〜 プランニング 2023.07.18 CX 戦略 ブランディング 多くの中小企業では自社のブランディングに関して課題認識がありながらも、取り組みについては限定的です。投資対効果が見えない、取り組み方がわからないというのが主な理由ですが、これはブランドに対する理解不足が原因です。CXデザインに取り組む上でも、ブランドについての知識と実践経験が重要になります。ブランドやブランディングを理解することで、また自社のブランドを明確にする過程で、投資対効果は自ずと見えてきます。本稿では、CXデザインに必要なブランドの明確化と、ブランド定義の手順についてまとめます。 続きを見る Watanabe Akihito
ノンデザイナーのためのデザイン入門 デザイン 2023.07.14 デザイン哲学 デザイナー ノンデザイナー デザインはデザイン専門家だけのものではなく、誰もが使うことができるツールです。デザインはわからない、自分にはセンスがないと思っている人でも、このことを是非知っていただきたいのです。デザインは才能やセンスだけに依存するものではありません。実際に、デザインは学べるスキルであり、練習と経験を通じて向上することができます。 本稿では、デザインに対する誤解を解き、基礎的な原則とルールを学ぶことで、デザインが誰にでも使えるツールであることを示していきます。 続きを見る Watanabe Akihito
UXデザインの潮流が、デザイナーに要求するもの 知識 2023.07.13 デザイン哲学 UI/UX CX デザイナー UXデザインに携わりながらも、自身をUXデザイナーであると位置づけているデザイナーはそれほど多くないように思います。デザインは多岐にわたる領域であり、それぞれのデザイナーは専門性や興味に基づいて異なる分野に携わっています。 しかし、最近ではユーザーエクスペリエンス(UX)の重要性が高まり、UXデザインの需要も増加しています。UXデザインはユーザーのニーズや要求を理解し、それに基づいて製品やサービスのエクスペリエンスをデザインすることを目指します。UXデザイナーという肩書きでなくても、デザイナーのスキルセット/マインドセットとして、ビジネス現場あるいは人材市場の要求が高まっています。 ここでは、WEBデザインからUXデザインへの要求変化に伴って変容するデザイナーの仕事や、今後のUXデザインとの関わりについて考察していきます。 続きを見る Watanabe Akihito
ニーズ、ウォンツ、デマンド【後編】〜変化への対応を考える〜 プランニング 2023.07.12 UI/UX CX 戦略 マーケティング パルス型消費行動 マーケティング基礎【前編】では、ニーズ、ウォンツ、デマンドという用語と、態度変容の考え方やトリガーについて考察してきました。【後編】では、ニーズやウォンツが変化する様や、パルス消費など現代的な購買行動全体の変化について探求していきましょう。 続きを見る Watanabe Akihito
ニーズ、ウォンツ、デマンド【前編】〜マーケティング用語基礎解説〜 プランニング 2023.07.11 UI/UX CX 戦略 マーケティング 本稿はマーケティングで重要な役割を果たす態度変容について理解を深めることを目的としています。マーケティング活動において、顧客のニーズやウォンツの変化を把握し、デマンドに応えるためには、心理的な変化(ここでは態度変容と言います)のメカニズムを把握することが不可欠です。 まずはじめに、ニーズ、ウォンツ、デマンドという基本的な概念を分かりやすく解説し、さらに態度変容の段階やトリガーについても探求します。後編では、時代や技術の進化によるニーズとウォンツのトレンド、デマンドの変動、そしてAI時代の消費行動についても考察します。 これらを通じてマーケティングの視点から態度変容をより深く理解し、効果的な戦略の構築に役立ててください。 続きを見る Watanabe Akihito
WEB制作会社の未来像 知識 2023.07.10 デザイン哲学 WEB制作 私はこれまで、情報建築としてのWEBサイトやそれに関連する領域に取り組んできました。建築物には、立地環境として街や都市や地域というエコシステムがあるように、ウェブサイトは単なるオンライン上の独立した存在ではありません。ウェブサイトはウェブというエコシステムの一部であり、企業活動の一部であり、企業やブランドの一部であり、事業を通じた社会貢献という企業のグラウンドデザインの一環として考えられるべきです。 続きを見る Watanabe Akihito
デザインは何のために 知識 2023.07.07 デザイン哲学 デザイナー ノンデザイナー デザインとは何ですか?という問いに答えるのは、意外と難しいものです。デザインが日常生活やビジネスにおいてどのような役割を果たすのかについて、なんとなくわかっているつもりでも、具体的にデザインって何か、何のために存在するのかを説明できる人はほぼいないでしょう。 おそらく、仕事としてデザインに携わっているひとでも、明確に答えられる人は多くなく、また様々な解釈が存在するので、一般の方がデザインやデザイナーについて理解するのはなかなかに困難であるように思います。 本稿では、デザインについて学問的に学んだ事がない人でもわかるように解説を試みます。他にも、デザインに関する基礎的な説明をまとめた記事を書いていますので、参考にしていただければと思います。 続きを見る Watanabe Akihito
デザインの意味伝達|記号学・記号論と認知科学的アプローチ 知識 2023.07.06 UI/UX デザイン哲学 デザインの意味伝達は、記号と認知の関係に重要な要素があります。デザインは、視覚的な要素を通じてメッセージや情報を伝えるためのプロセスです。この意味伝達のプロセスでは、記号と認知が密接に結び付いていて、記号と認知の相互作用によって成り立ちます。デザイナーは、適切な記号を選択し、それを認知の観点から理解されやすくするための戦略を考慮しています。また、文化的なバリエーションや異なる受け手の背景を考慮することも重要です。ここでは、デザイナーがどのようにメッセージや情報の伝達を考え、構築していくのか、記号学と認知科学を主題として、主に記号学を中心とした解説を試みます。認知科学的な考え方については、こちらの記事をご参照ください。認知と行動〜UI設計の基礎理論〜 続きを見る Watanabe Akihito
D2Cのブランド構築とデザインシステム 知識 2023.07.05 ブランディング デジタルブランディング CX D2C D2C(Direct-to-Consumer)ビジネスモデルにおいて、不可欠な要素の1つがデザインシステムです。デザインシステムは、デザインの一貫性を確保し、ブランドの特徴やメッセージを効果的に伝えるためのフレームワークです。D2Cビジネスモデルにおいては、ブランドイメージの浸透や顧客体験の一貫性を実現するために、デザインシステムが必要不可欠です。それでは、デザインシステムがもたらすメリットについて考えてみましょう。 続きを見る Watanabe Akihito
態度変容を引き起こす情報刺激を追う 知識 2023.07.04 デザイン哲学 CX 戦略 マーケティング 態度変容の瞬間を導き出すことは、マーケターやデザイナーにとって重要なテーマです。消費者の態度や行動を変えることは、ビジネスの成功に直結する要素の一つです。 マーケターやデザイナーは、消費者の心理や行動に深く関与する情報やデザインを創造する役割を担っています。彼らは消費者のニーズや欲求を理解し、効果的なコミュニケーションやデザインを通じて、消費者の態度や行動を変えるような影響を与えることを目指します。 デザインされた情報が感情的な影響を引き起こす場合、本稿ではこれを「情報刺激」と定義しています。情報刺激は、生態的な感覚刺激と密接に関係しながらも異なる側面を持ち、瞬発的で直感的な行動欲求につながるもの、という概念で語っています。ほぼ私的な考察なので、エンタメ?として捉えていただければと思います。 続きを見る Watanabe Akihito