Blog

プランニング

WEBサイトリニューアルのタイミング・手順を徹底解説|サイトリニューアル徹底ガイド

自社のWebサイトのリニューアルを検討する際、リニューアルに最適なタイミングや、成功させるためのステップや準備すべき内容など、加味すべきポイントは多岐にわたります。
また、もし外部の制作会社などにリニューアルを依頼する際にも、依頼者側にある程度の基礎知識がないと、希望しているタイミングでWebサイトが公開できなかったり、想定よりもコストがかかってしまうなどのトラブルが起きやすいのが実態です。
今回は、スムーズなサイトリニューアルのために注意するべきポイントを、前篇前・後編に分けてご紹介します。
前編では、サイトをリニューアルすべきタイミングと、リニューアルの手順をご紹介しています。
他にもリニューアルに関連した記事がありますので、下記をご参照ください。

リニューアルすべきタイミングとは

下記のような課題感がある際には、サイトリニューアルが効果を発する機会と言えます。

サイトのデザインが古い

ほとんど更新されていないサイトは、信用度の低下につながります。
一般的にサイトデザインのトレンドは2~3年の周期で移り変わると言われています。
例えばBtoB(法人)向けサイトが5~6年、BtoC(エンドユーザー)向けサイトが3~4年、求人サイトが1年といわれているので、この周期を目安にリニューアルを見直すのは効果的と言えます。

掲載情報が増え整理が必要

運営期間が長いサイトほど、掲載情報や導線リンクが多くなる傾向がありますが、ひとつのページに情報が集中し過ぎるとユーザビリティ(操作性)の低下につながります。
使いづらいサイトはユーザーも離脱しやすくなるため、離脱率を低下させるためにも、ユーザーの離脱率が高くなるため、サイト内の掲載情報を整理するという観点を踏まえたも含めてリニューアルを行いましょう。

スマホ対応していない

スマートフォン普及率の増加で、サイトのスマホ対応は当たり前になってきています。
スマホ対応していないサイトは見づらいため、ユーザー離脱の可能性が高まります。

SSL化されていない

SSL化とは「Secure Sockets Layer」の略で、インターネット上の通信を暗号化するためのシステムです。SSL化されていないサイトは「保護されていません」とユーザーへ警告が表示されるようになり、Googleからもマイナス評価を受け、検索順位に悪影響が出る可能性もあるため、対応が必要でしょう。
参考までに、URLが「http://」となっているサイトはSSL化されておらず、SSL化が完了しているサイトのURLは「https://」から始まります。

思ったような効果が得られない

サイトの見た目や使いやすさ、および、ユーザーが製品やサービスを通じて得られる体験、いわゆる「UI/UX」に関する課題が顕在化してきたり、アクセスが思うように伸びなくなってきた際にも、リニューアルを検討してみましょう。
アクセス対策の中心となるSEOと、UI/UXの対策については別記事にて詳細にご紹介します。

WEBサイトリニューアルの前に知っておきたいSEO対策の基本
UI/UXとは?成果につながるWEBサイトの必須事項を徹底解説!

リニューアルのための手順

ここでは要件定義とサイト制作のフェーズで、具体的なリニューアル手順をご紹介します。それぞれのタスクで、外部業者を有効に活用することもポイントです。

要件定義

問題点を発見するために、実際にサイトを使用し「使いづらい」「わかりにくい」と感じる点を抽出しましょう。
できれば、抽出した問題点をもとに、社内メンバーにもサイトの問題点をヒアリングして、自分では気づくことができなかった問題点まで抽出するのがベストです。

問題点を抽出し、整理できたら、サイトリニューアル の目的と目標数値を決めます。
サービス内容によって目安にする数値は変わりますが、主な目的としては「集客」「採用」「サイト運用の改善」があります。
集客が目的の場合、「サイトへのアクセス数」「サイトからのお問い合わせ数」「サイトでの資料ダウンロードや予約」などの指標を目安にするといいでしょう。
採用が目的の場合、「サイトからの応募数」「サイトから応募してきた求職者の面接数」などを参考にするといいでしょう。
サイト運用の改善が目的の場合、サイトの更新にかかる時間の短縮を目標にするといいでしょう。

最後に、サイトの問題点やリニューアルの目標を要件定義書に落とし込んでいきます。
要件定義書では、問題点や目標を踏まえた上で作業範囲や予算、期間などを明記しましょう。

サイト構築

要件定義書を元にサイト全体の構成を記載したサイトマップを作成します。
サイトマップを作成する際には、どのようなページを作り、何を記載するのか決めていきましょう。

サイトマップ作成の工程を終えたら、サイトのレイアウトの設計図であるワイヤーフレームを作成します。
サイトマップがサイト全体の構成を整理する設計図なのに対し、ワイヤーフレームはページごとの設計図になります。
ワイヤーフレーム作成の段階では、Topページのレイアウトやお問い合わせページの配置などを決定していきましょう。

ワイヤーフレームが完成したら、デザイン案およびコンテンツ制作を行います。
デザイン案に関しては、社内にデザイナーなどの担当者がいない場合は、外部への発注も検討しましょう。

コンテンツ制作にあたっては、リニューアルにあたって新たに必要になるテキストやコンテンツのためのライティング、既存コンテンツのテキストのリライトを行います。
こちらに関しても適切な担当者がいない場合は、外部を活用するのが良いでしょう。

最後はHTMLやCSS、JavaScriptなどによるコーディング作業となります。
こちらに関しても、エンジニアなどの適切な担当者がいない場合は、外部の活用を検討しましょう。
コーディングが完了すると、サイトが公開できる状態になります。

後編では、サイトリニューアルの際の費用感・スケジュール感、その他注意点(SEO、効果測定、外部への発注時のポイント等)についてご紹介します。
また、コスミックエンジンは、WEBサイトリニューアルに関しても多数実績がございます。サイトリニューアルについてお困りの場合はこちらよりお問い合わせくださいませ。

Summary

サイトリニューアルの際の費用感・スケジュール感、その他注意点(SEO、効果測定、外部への発注時のポイント等)についても別記事でご紹介しています。
また、コスミックエンジンは、WEBサイトリニューアルに関しても多数実績がございます。サイトリニューアルについてお困りの場合は お問い合わせはこちらよりお問い合わせくださいませ。